一人だけで幸せになることはできないのだろうか
一人だけで幸せになることはできないのだろうか。
仲間、友人、家族、恋人...。
自分の行動は、いつも周りの人に左右される。
意思決定をするとき、心のどこかで、「あの人に良くみられるんじゃないか」と思っている。あるいは、特定の他者についてではなくても「こうすれば普通のひとから良くみられるんじゃないか」と思ったりする。
でも、人との距離を常に感じる自分が、人の目・評価を気にして行動しても、結局「また報われなかった」いという結果が付きまとう。
じゃあ、自分のために生きればよいのか。でも「自分のために生きる」ってどういうことだろう。
アスペルガーの生存戦略
こんな記事をみつけた。
よい内容だと思う。
この、「その1」の最後の方にある「人を疑うのを諦める」というのは、自分にとって非常に大きいテーマだと思った。
人を疑うのを諦めつつ、できるだけ無関心にならないようにできればよいな、とよく思う。
また同じブログで、
という記事(書評)も書いていらっしゃる。
こちらは『アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか?』(米田衆介)のまとめという記事になっている。
「その2」で指摘されている自己中心性、過剰適応、関係過敏、調整能力の欠陥などは思い当たるフシがとてもある。
--以下リンク--
【まとめ】アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 〜その1〜 - あっちのブログ
【まとめ】アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 〜その2 社会的能力に関係した不適応〜 - あっちのブログ
アスペルガーの生存戦略〜その3 自己との対話篇〜 - あっちのブログ
【まとめ】アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 〜その4 その他の不適応〜 - あっちのブログ
アスペルガーの生存戦略 〜その1 対人関係〜 - あっちのブログ
自己モニタリングが難しい
こんな記事を見つけた。
以前、↓のような記事を書いたが、やはり自己モニタリング・セルフモニタリングのむずかしさを日々感じる。
上の方の記事でも触れられているが、以下のツイートはとても共感できる。
特に、どういうことで困るかっていうと「無理しないでね」って言われても、「無理をしてない状態」が分からない。全自動で無理をしてしまう。そしてそれに気づかない。
— 桃が食べたい志乃 (@shinoegg) 2016年6月7日
私もよく「無理はするな」といわれるが、その見極めが難しい。
私の場合、神経が過敏な時とき、鈍麻(鈍い)ときがある。
過敏なときだと、ほぼなにもしていないのに疲れを感じる。
一方で鈍いときだと、かなり無理をしている気もしつつなんとなく動けてしまう(そしてストレスを溜め、とにかく嫌になってしまったりする)。
「私はいまこういう症状(感覚 / 感じ)があり、したがって無理をしていると判断します」と表現することがなかなかできない。
せいぜい、「無理をしている気がする」ということしか言えない。
だから、仕事で、もし自分が「無理をしているかも」と思ったら、自分の疲れをうまく把握してくれる人(医者やカウンセラーや親友など)とうまく連携して、「とりあえず休む」というのが大事になってくる(と思う)。
やはり、「疲れたから休みます」って普通に言える環境が欲しい(なんなら何も言わずにさっと休めるのが一番いい。前にも同じようなことを書いたけれど)。
そういえば、「疲れたから休みます」っていうの、なかなか聞かない気がする。なんでだろう。
積み重ねのプレッシャー
勉強をしているとき、「とにかく積み重ねなければならない」というプレッシャーを感じ、うまくいかないことがある。
たとえば、ちゃんと復習しなければならない、とか、そのためには復習しやすいようにノートでまとめたりメモをとったりしなければならない、とか、そもそも最初のインプットで間違った情報を選んでしまってはいけない、とか。
しかしこんなことばかり考えていれば、不安からなかなか進めない。
間違ってもいいからとにかくインプットすることを心がけなければ、どこにも行けない(もちろん情報源を精査することじたいは絶対にやった方がいいとは思う)。
インプットしたことの復習は、同じ情報源から行われる場合と、異なる情報源から行われる場合とがあり、バランスを見極めることが必要になってくると思う。
同じ情報源から復習を行う場合、当然最初の一歩が大事になってくる。一方で異なる情報源から復習が行われる場合、最初のインプットとの関係が大事になってくる。前者ばかりだと、最初の一歩の不安があるが、後者ばかりだとそもそも土台がないために何も身に付かないのではないかという不安がある。
バランスが大事なのだろうが、難しい。
ただ、とりあえず、忘れることを恐れるのは健康によくない。
スタンディングディスク
座るのが苦手だ、ということを以前書いたが、次のような記事をみつけた。
“スタンディングデスクとはイスに座らずに立ったまま作業ができる背丈の高い机のこと。「1日に6時間座っていると死のリスクが40%増大する」とも言われているため、健康に効果があると言われているスタンディングデスクですが、374人の学生を対象に行われた研究で、スタンディングデスクの効果が実証されています。”
とある。私もスタンディングディスクで仕事をしてみたいが、いまの職場では無理だろう。パーテーションもないオフィスで、自分ひとりだけ自前のスタンディングディスクを導入する勇気(というかメンタル)は、ない。
一人で済む仕事はプライベートな空間でしたい。職場を変えるべきかもしれない。