勉強法

私は高校生のころから、自分の記憶力の悪さに悩まされてきた。

それでも、浪人もして、なんとか国立大学に入ることができた。

とはいえ効率的な勉強方法など思いつかず、ひたすらダラダラ勉強(だけ)をするという、ハッキリ言って頭の悪い方法で乗り切った。他にすることもなく、ただただ机に向かっていたのだ。

ただ、理科(生物・化学)という教科に関しては、第4.3 弱点が「強さ」を生むで紹介されている以下の戦略に近いものを取っていた(と、そのサイトを見て思い出した)

 

--以下引用--

①ある科目を勉強した直後、少なくとも、その時点で合格レベルに達する。
 ↓
②その時点での記憶を、将来一読することで復元できるようなノートを作る。
 ↓
③そのノートを論文式試験直前に見返す。
 ↓
④これにより、試験の時点で、合格レベルにまで記憶が復元する。

--引用ここまで--

 

模擬試験のたびにノートを見返していた。

ただ、私は2のステップで非常に苦労した。「自分の記憶が復元できる」かどうかというのは、一度忘れてみないと、確かめられない。しかし一度忘れてしまうと、また1のステップに戻ってしまうのだ。

私の作ったノートは高校1年生のころから浪人時代まで、4年間積み重なってようやっと合格に足るレベルに仕上がったものだった。

 

今はノートなど読み返さなくなって久しい。もう理科の内容など全く忘れてしまった。むなしいものだ。